創業30年史

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ごあいさつ当社は、おかげさまで2023年11月をもちまして、創業30周年を迎えることができました。設立当時は障がいのある社員25名でのスタートでしたが、毎年着実に社員を増やすとともに、社員一人ひとりが主役となって、自分たちの能力を発揮できる職場づくりを進めた結果、現在では約400名の障がいのある社員が、日々、活き活きと働いています。また、設立当初は受託可能な業務は限られていましたが、日々の業務改善に向けた取組みやスキルアップの積み重ねにより、今では、日本生命を中心としたお客様の多種多様な業務に対応することができるようになりました。近年では、2022年5月に日本生命本店東館で物販事業（社内売店、コンビニ）をスタート。2022年7月には、大阪市鶴見区に“はなてん工房”を開所し紙漉きを行うクラフト事業をはじめるなど、ニッセイ・ニュークリエーションという社名に負けぬよう、創業以来の「印刷」「事務」に続く、新たな事業の創造（ニュークリエーション）にも取組んでいます。当社の成長・発展は、多くの先輩方と、私どもを支えていただいた多くの方々のご支援の賜物であり、厚く御礼申しあげます。当社が創業以来、大切にしてきた言葉、そして、これからも大切に引き継いでいきたい言葉が３つあります。障がいのある社員が、１．長く活き活きと働き続けられる会社２．お互いの障がいを理解し、支えあう会社３．自分たちの職場は自分たちで作る会社30年の節目を迎えるにあたり、次の30年に向けた未来を見据えるとともに、当社が大事に育んできた組織風土、文化、言葉を改めて振り返り、新しい世代に継承することが重要と考え、当社史を作成しました。私たちはこれからも、障がいのある社員が働きやすく、長く働き続けることのできる会社を目指し、社員全員で取組むとともに、障がいのある人もない人も共に輝ける社会を作っていけるよう、歩みを進めてまいります。引き続き、皆さまの温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。2023年11月代表取締役社長大神　哲明代表取締役会長余部　信也