創業30年史
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納品物の検品指さしツール指さしで確認レジ打ち陳列乾燥手作りの乾燥棚パルプ液の型枠への流し込み21水分除去平板への固定ただき、障がい者と健常者の交流の場として機能しています。障がい者と健常者が共に活躍できる、インクルーシブな職場環境を日本生命本店内で推進できる事を願っています。②クラフト事業新規事業の立ち上げを行うにあたり、安全かつ簡易であり、既存事業であるメディア・クリエイティブ事業部と親和性があるクラフト(紙すき)事業に取組む事になりました。制作した手漉き紙は、主に日本生命での各種表彰状に使用されます。事業立ち上げにあたっては多くの課題がありました。まず、事業候補地としてなかなか適切な場所が見つからず、場所の選定に苦労しました。さらに、コロナ禍の影響による建築資材や半導体不足のため、ビルの改修工事が円滑に進みませんでした。そのため、一時的にニッセイ千船ビルの一部を借用し、障がいのある社員の職業定着・指導支援者としてサービスパートナー(健常者)2名を新規採用し、2022年6月から作業のトライアルを実施しました。2022年7月に「はなてん工房」を開設。サービススタッフ(障がい者)採用に向けた職場体験受入れを開始し、9月、10月に一期生6名が入社。所長以下総勢9名での船出となりました。2023年3月に新たにサービスパートナー2名を、4月にサービススタッフ二期生である7名を迎え、現在は18名体制となっています。多くの方の協力を得ながら、「はなてん工房」を立ち上げる事ができた事、感謝しています。今後は社員の定着を図り事業を安定させ、日本生命グループの一員として、更なる障がい者雇用推進に貢献していきます。(執筆:白谷課長代理)創業30周年おかげ様でオープン当初から大盛況で、アンケートにおいても「元気をもらっている」等の嬉しい声をい

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