創業30周年記念誌別冊 私たちの取組み ともに働く
10/40

7(2)個々人の適性(個性)に合わせた仕事づくり≪NNCでの取組み≫①職業適性→職場体験社員の声元々うつや社会不安障がい、自律神経失調症による慢性的な耳鳴りがあり、前職で山田 裕介さん(うつ・不安障がい)同じ障がいでも、障がい特性や得意・不得意は一人ひとり異なります。業務が向いているか向いていないかは、様々な障がい特性を持つ私たちにとっては非常に重要な点です。適性がある業務につけば、ストレスが少なくなりワークライフバランスの取れた充実した会社生活が送れるからです。社員が充実した会社生活を送る事は、会社側にとっても社員の定着率向上や能力発揮につながる等の良い影響があるはずです。採用前に、求職者・会社双方が職務適性のマッチングを行うため、2週間で2つの部署の職場体験を実施し、基礎的日常生活、作業力、作業態度、対人関係等の観点でアセスメントを行っています。は適応障がいになり退職せざるを得ませんでした。その後NNCとの出会いにより、職場体験を通じて「働く」事への勇気がでました。周囲の理解と支援を感じ、前向きに働ける職場環境に大変感銘を受け、入社を決意しました。現在は住所不明調査の業務を中心に、上司と連携しながら業務遂行し、やりがいを感じながら業務に励んでいます。

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る