創業30周年記念誌別冊 私たちの取組み ともに働く
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5≪NNCでの取組み②障がいの相互理解への取組み≫平等社員の声私は健常者とともに学生生活を送ってきたので、外見だけではどのような障がいか分からない社員に障がいについて尋ねる事は難しく、最初はどう接すればよいか悩みました。石丸 純さん(内部障がい)公平(=合理的配慮)新入社員については、入社後約1週間の新入社員研修の中で、お互いに自分自身の障がいやそれに対する工夫、配慮してもらいたい事について、伝え合う時間を設けています。また、その後も継続して各種社内研修、各所属でのミーティングやディスカッションを通じて、自分自身の障がいだけでなく、他者理解への取組みも行っています。しかし、障がい特性等を聞く事で接し方が分かり、会社での会話がスムーズにできたので、伝え合う機会は素晴らしいと思いました。また、障がいについて伝え合う事で自分は特別な人ではなく、配慮をお願いするのは悪い事ではないと思えるようになりました。<合理的配慮とは>障がいがある人が社会生活を送る上での困難や不便さを取り除いたり軽減したりするための配慮の事。事業者には過度な負担にならない範囲で対応する事が求められており、障がいのある人と事業者が話し合いながら対応を検討する事が大切です。

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